雨に負けない家づくり~防水・排水対策~
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
今週は台風10号の影響が長く続き、窓の外を眺める時間が多くなっています。
我が家の子ども達も雨の中を登下校していて、長靴をはいて両手でしっかりと傘を持ち頑張って歩いていますが、どうかくれぐれも気を付けて欲しいと心から祈っています。
これから住まいづくりを考えている方にとっても、毎年やってくる台風や雨に強い住宅の実現のため「防水・排水対策」は、とても大事ではないでしょうか。
~雨に負けない家づくり~
◆高性能な防水シートの使用
屋根や外壁に使用する防水シートは、雨水の侵入を防ぐために欠かせない要素です。
透湿性のあるシートを選ぶことで、湿気がこもらず、カビや腐食のリスクも減らします。
◆しっかりとした排水計画
排水計画は、敷地の傾斜を利用して自然に水が流れるように設計します。
特に雨がたまりやすい場所に排水口やグレーチングを設置することで、雨水が建物内部に浸入するのを防ぎます。
◆通気性の確保
防水対策と同時に、木造住宅では通気性がとても重要です。
通気性を確保することで、湿気がこもりにくく、カビや腐食を防ぎ、家の寿命を延ばすことができます。
◆窓やドアのシーリング
雨水が入り込みやすい窓やドアの周りには、適切なシーリングが必要です。
高品質のシーリング材を使用することで、隙間からの水の侵入を防ぎ、建物内部をしっかりと守ることができます。
木造住宅では「防水・排水対策」と「通気性の確保」どちらも兼ね備えた施工でないと意味がありません。
家づくりの際には、ぜひこれらのポイントを参考に、台風の大雨にも負けない家づくりを目指してみてくださいね!