断熱材は施工精度が大事です
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
新築住宅で省エネ基準適合の義務化が開始されるなど、これからの住宅に欠かせない「高断熱&省エネ」という住宅性能。
適切な”断熱性能”を確保する事は今は必須となっています。
では、断熱材は何がいいんだろう?
「断熱性能=断熱材の種類や熱伝導率(断熱材の性能を表す数値)」と思われる方も多いかと思います。
今回はその断熱材と高断熱の家のヒミツをご紹介します。
~断熱材は施工精度で決まります!~
高断熱の家を目指すには、良い材料・良い性能値の断熱材を選ぶのは間違いではありません!
でも私たち家をつくる側が本当に大事にしているのは「施工精度」です。
いくら性能値が高い材料を使用しても、隙間があったり施工不良があると、断熱効果は下がってしまいます。
【断熱材施工のポイント】
◆断熱材を隙間なく施工する
◆気流止め(内側に外気が入りこまないようにする)
◆室内側に気密層・防湿層を連続させる
断熱・防露性能を確保するために、”断熱~防湿~気密層”のラインは途切れることなく連続性を保てるように施工します。
高性能の断熱材を「正しく施工する技術力=施工精度」は私たちが常に心掛けている事です。
完成してからは確認できない部分でもありますので、工事途中の現場(構造)見学会などにはぜひ積極的に出掛けて頂ければと思います。