『インターロッキングブロック』による舗装のデメリット
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの工事検査担当の平です。
前回は、デザイン性の高さや機能性により外構工事で人気のある『インターロッキングブロック』による舗装を紹介しましたが、他の舗装と同じよう『デメリット』もあります。
今回はその説明をしていきます。
■デメリット① 『導入コストの高さ』・・・しっかりとした下地を作りその上にブロックを敷いていきます。ブロックの部材費用だけでなく、その下地の施工と、また熟練の技を持った職人が必要なのでその費用がかかってきます。
■デメリット② 『施工にかかる時間と手間』・・・①で説明した工事をするのは、全て人の手によって行われるので、施工には手間と時間が必要になります。
■デメリット③ 『雑草が生える』・・・ブロック同士の隙間に目地砂を入れるために、そこから雑草が生えてきます。生命力の強い雑草は目地砂にも根を張ります。
■デメリット④ 『色落ちしてくる』・・・色落ちしない機能をもってないブロックは、経年変化で色落ちしていきます。塗装などでメンテナンスもできますが、その手間を少なくしたいのなら色落ちしないブロックを選ぶようにしましょう。
■デメリット⑤ 『表面が沈下する』・・・ブロックは歩道や車道にも使われるように耐久性をもった舗装です。ただ、重量や衝撃に耐えられるようにするには、下地の構造や施工をしっかりする必要があります。下地部分の締固めを怠ってしまうと、凹凸や水はけの悪さなどの原因となる沈下が起こります。
・インターロッキング舗装は長い期間、快適な環境を与えてくれます。それぞれの材料や施工方法によってメリットとデメリットがあり、予算やデザイン、機能性などによって最適な舗装を選ぶ必要があります。