お布団の収納はどうしますか?
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
おウチで使うお布団、皆さんはどう収納していますか?
最近はベッドを使っている方も多いので、来客用の予備のお布団は無い!というご家庭もあるかもしれませんね。
でもお布団は上げ下げが面倒ですが、ベットと違い天日干しができたり、お布団を収納することで部屋が広く有効に使えるというメリットもあります。
~布団だから押入れに収納しないといけない…訳ではない!?~
一般的にお布団は押入れに収納するもの!というイメージがあります。2枚の引き違い戸で、幅が約170cmのサイズがメジャーですね。
ですが、この扉だと片方ずつしか開けられず、全開にしても有効幅は85cmほど。お布団の幅は100cmが標準サイズなので、開口幅が足りず出し入れに引っかかってしまう動きになります。
扉が前に出ないので前のスペースが有効に使えるメリットはあるのですが、普段の使い勝手を考えると…もう少し工夫が欲しいですね。
◆開き戸(折れ戸)にする:引き違い戸を開き戸(折れ戸)に変更することで、出し入れ楽々に!ただ、床の間や長押などのある本格的な和室には不向きですので注意が必要ですね。
◆思い切って、扉を無くす:ロールスクリーンを取り付ければ、普段はオープンにして必要な時にはクローズしておけます。
◆納戸やウォークインクローゼットに収納スペースを確保:湿気やカビが心配な方には、空気の循環を生む工夫として納戸のような広い空間に、中段や枕棚を造作して利用するのも良いですね。
~本当に使いやすい布団の収納のカタチ~
家族構成やライフスタイルによっても、押入れが必要か不要かは分かれるかと思いますが、布団を収納するなら押入れに。和室には押入れが必要!という思い込みを外すことで、ご家族が本当に使いやすい「布団収納のカタチ」が見つかるかと思います。
布団の上げ下げは毎日の作業ですし、少しでも作業負担を軽減させて、ストレスなく出し入れできるカタチを探してみて下さいね。