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屋根の形状のおすすめは?

こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。

家を建てるなら「外観も気にしたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?
せっかくならご自身の好みに合ったカッコいい外観だったり、可愛らしい家だったり、飽きのこない外観だったりしたいですよね。

~屋根の形状で家の外観が変わります!~

外観デザインを左右するポイントの一つに屋根形状があります。屋根の形によって外観のテイストが大きく変化するのですが、今回は代表的な3つの屋根形状をご紹介します。

◆切妻(きりづま)
三角屋根と言えばこちら。オーソドックスな形で広く用いられている形状です。三角部分の壁側(妻側)は屋根がかからないので、日光や風雨により劣化しやすいとも言えます。

◆寄棟(よせむね)
四方向に流れる屋根。雨が降っても四方に流れ分散していくため、台風や嵐にも強く効果的です。太陽光発電パネルの設置には不向きです。

◆片流れ(かたながれ)
一方向に流れる屋根。太陽光発電パネル設置に抜群の形状です。ただ屋根勾配によっては風の影響を大きく受けたり、北側の隣地への日当たりにも影響が大きいので何かしらの配慮が必要なケースもあります。

それぞれにメリット・デメリットがあり、見た目の印象も大きく変わります。ご自身の外観イメージに合う屋根形状はどれでしょうか?

また屋根の形状は外観だけではなく、将来のメンテナンスの手間や雨漏りや落雪対策、太陽光発電パネルを設置するかなど色々な点に影響があります。

~デザインだけではない屋根の選び方~

屋根には「デザイン性・美観の向上」の他にも「防水・構造躯体の保護」という大事な役割もあります。
雨漏りのリスクを避けるためにも、屋根勾配がV字型になっている「谷樋(たにとい)」がある屋根は避けたい所です。また「軒の出が無い」と軒先と外壁の取り合い部分から雨水が入り込む可能性もありますし、壁面も劣化しやすくなります。

軒の出が無い屋根はデザイン性に優れ、好まれる方も多いかと思いますが、雨漏りリスクの観点からは、軒の出がしっかりある屋根をおススメします。

ただ、結局は屋根の形状や部位だけでなく、屋根工事の施工精度・品質の方が遥かに重要だと言えますので、アトラスホームでも社内検査のほか第三者機関の「防水検査」等で細部まで確認しチェックを行い、安心の施工精度を確保しております。

屋根は形状だけでなく、軒の出は?屋根の勾配は?屋根材は?それらの組み合わせは「何を重視するか」によっても違ってきます。建築地の特徴を理解し、近隣への配慮や落雪や自然災害への対策も忘れずに行えると良いですね。皆さんのお気に入りの屋根はどれですか?

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