地盤測量をする際に使用する『標尺(ひょうしゃく)』の紹介をします!
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの工事検査担当の平です。
今日は、工事着手前に敷地の高さ(地盤高)を測量する際に使用する
『標尺(ひょうしゃく)』を紹介します。
少し難しい表現になりますが、水準測量で、計測点に垂直にたて、水準儀(レベル)の水平視線の高さを読み取るための目盛り尺です。
①左端の大きな数字(1~9)は、10cm単位を表しています。
②右端の小さな数字は、1cm単位を表しています。
③真中の黒い帯は、5mm単位を表しています。この5mmを目視で分割して1mmを読みます。
水準儀のレベル(望遠鏡みたいなもの)を使いこの数字を読んで紙に記載します。敷地地盤の各点で高低差があるので、標尺の数字も変化します。
■建物の基準の高さを決定するのに必要なこの『建築着手前の地盤高の測量』はとても重要な作業工程となります。