上棟
こんにちは、長野市の工務店アトラスホームの現場監督小林です。
先日、長野市のS様邸の上棟をとり行いました。
かなり日も短いため、大工さんの手を増やしての作業です。当日は、大工さん9名とクレーン車のオペさんの10名での作業です。
プレカットされた柱や梁などが搬入されているのもありますが、いつもながら手際良く進んでいきます。
プレカットは組合わされる木材の加工を、大工さんの手で、現場で行うのではなく、プレカット業者の工場で行ってしまう事です。
昔は、現場や自分の加工場で大工さん自ら加工していたようですよ。現在もその様な工務店さんもありますが。
そこで、木造住宅に欠かせない建築用語があります。
『番付』です。
建築図面やプレカット図面などには、X軸・Y軸方向に番号がふられています。
X軸には、『い、ろ、は、に…』
Y軸には、『1、2、3、4…』
この表記を柱や梁などに表記して、その木材がどこに使われるものかすぐ分かるようにしているということです。
『い 1』が起点です。“いの一番“と言う“ことわざ“は、ここから来ているらしいですよ。
番付については、またの機会で詳しくご紹介します。