鰹香る濃厚一杯。長野市「麺工房 いなせ」で味わう名物ぶしもり
こんにちは!長野市工務店 アトラスホームの宮川です。
長野市で評判の「麺工房 いなせ」に行ってきました。あっさりとこってりの2WAYで楽しめる醤油と味噌、さらに濃厚魚介豚骨のつけ麺が人気というお店です。暖簾をくぐると、U字型カウンターが目に入り、活気がありながらも落ち着いた雰囲気です。
席はカウンター11席、テーブルが3卓、小上がりに座卓が2台と、ひとりでもグループでも使いやすいレイアウトです。私はカウンターに腰を下ろし、湯気の向こうの麺上げの様子を眺めながらメニューを吟味しました。

常連さんから「ぶしもり、いってみな」とすすめられていたので、迷わず注文しました。運ばれてきた瞬間、鰹節の香りがふわりと立ちのぼり、期待が一気に高まります。スープは魚介の旨みと豚骨のコクがぎゅっと凝縮されていて、濃厚なのにくどさがありません。
最初の一口で、鰹の香りが鼻に抜け、後から豚骨のまろやかさが追いかけてきます。麺はつけ麺らしい太めで、表面はつるり、中はもっちりとした弾力が心地よいです。スープをしっかり抱え込み、噛むほどに小麦の甘さが出てきます。これは箸が止まらないタイプの一杯です!
角切りチャーシューはほどよいサイズで、噛むと肉の旨みがじゅわりと広がります。脂のキレが良く、濃厚つけ汁との相性が抜群です。メンマはコリッと歯ざわりがよく、合間に挟むと味にリズムが生まれます。卓上の酢や一味で変化をつけると、香りの輪郭がくっきりして最後まで飽きずに楽しめます。
小盛にしましたが、満足感はしっかりあり、食後の重さが控えめなのも良いところです。

店内の回転は良いですが、ピーク時間帯は待ちが出ることもあるので、少し時間をずらすとスムーズに入れます。ひとりでさっと、仲間とがっつり、どちらの使い方にも応えてくれる頼もしさがあります。
長野市で「魚介豚骨のつけ麺が食べたい」と思ったら、まず候補に挙げたいお店です。ぶしもりの香り高さと力強さは、一度体験すると記憶に残るおいしさです。




