
大雨の前に「ここだけは!」家族みんなでできる、我が家の安全点検
こんにちは!長野市の工務店アトラスホームの設計担当、伊藤です。
今日もテレビで「線状降水帯」という言葉を聞きました。
すると、子どもが「お花、お外で大丈夫かな?」と心配そうに聞いてきたので、庭に置いてあった子どもの小さな鉢植えを、慌てて玄関に避難させました!
この「大丈夫かな?」という小さな問いかけが、改めて「家を守る備え」を考えるきっかけになりました。
皆さんは「大雨が降る」というニュースを聞いた時、何を考えますか?
早めの帰宅や買い物など、外出の準備をする方が多いかもしれません。
実は他にも、大雨が降る前に、家の中でできる大切な準備があるんです。
ほんの少しの時間で、いざという時の被害を最小限に抑えることができますので、今回は大雨の前に「ここだけは!」確認しておきたい3つのチェックポイントをご紹介します。
~大雨の前に「ここだけは」確認したい3つのチェックポイント~
①窓とシャッターの確認
強い風で窓ガラスが割れるのを防ぐには、窓の鍵がしっかり閉まっているか、そして雨戸やシャッターをきっちり閉めることが重要です。
特にシャッターは、雨や風だけでなく、飛来物から窓ガラスを守る大きな役割を果たします。
大雨が予想される際は、家中のシャッターが正常に動くか確認し、早めに閉めておくと良いですね。
②家の周りの片付け
庭やベランダに置いてある物が、強風で飛ばされ、窓や壁を傷つける可能性があります。
植木鉢、物干し竿、お子さんのおもちゃなど、風で飛ばされやすいものは、家の中や物置にしまうか、しっかり固定してください!
たったこれだけのことで、二次的な被害を防ぐことができます。
③排水口と雨どいの点検
大雨の被害は、水の流れを塞いでしまうことでも起こります。
家の周りの排水口や雨どいに泥や落ち葉が詰まっていないか、チェックしてみましょう。
詰まりを放置すると、スムーズに雨水が流れず、家の基礎部分に水が溜まったり、雨どいが破損したりするリスクがあります。
簡単な掃除で、大きな被害を防ぐことができますよ!
~防災は「特別な日」ではなく「毎日の積み重ね」~
防災というと、防災グッズの準備など特別なことのように感じてしまうかもしれません。
しかし、本当に大切なのは、日々の暮らしの中でできる小さな行動の積み重ねです。
今回ご紹介した安全点検は、わずかな時間でできるものばかり。
いざという時に、大切な家族の命や、かけがえのない家を守る大きな力になります。
私たちアトラスホームは、耐震性や地盤改良といった「ハード面」で家を守る家づくりをしている一方で、こうした「ソフト面」での備えの両方が重要だと考えています。
ぜひ、ご家族みんなで出来る「安全点検」を習慣にしてみてくださいね。