
「本質で勝負しなさい!」と教えてくれたのは・・・
話題の映画『侍タイムスリッパー』ようやく観ました。
「B級コメディ?」と期待せずに・・・
実際に観たらこれがとんでもない面白さ。
タイトルそのままで「侍が現代にタイムスリップ!」
設定で まあまあよくある展開なのに
細かいディテールまで作り込まれていて笑えるし
切ないし 最後はちょっと胸が熱くなる・・・
なんといっても「制作費が異常に少ない」のが話題で
当然、キャストはほぼ無名ですが 逆にそれが良かったです。
余計な雑念の入る隙が無く 物語に集中できて
変に豪華なキャスティングやCGでごまかすこともなく
ストーリー、演技、脚本 つまり「中身で勝負してる」のが
伝わってきて 思わず唸ってしまいました。
で、すべて観終わって思ったのが
「これ 家づくりも全く同じ」ということ。
有名芸能人を使ったCMを流す
大手ハウスメーカーさんはロゴなんかもカッコ良く
住宅展示場も立派で いかにも「安心・安全」に見える。
もちろん企業努力のひとつのカタチですから
それが悪いわけじゃないですが
その「見え方」にお金がたくさん使われているぶん
実際の家そのものに掛けられるコストってどうなの?
と思ってしまいます。
家の「本質」はCMでもロゴでなく
やっぱり「中身」当たり前の設計、施工、メンテ、
派手じゃないけど大事なことに力が注がれているか?
それこそが大事ですからね。
俳優さんは無名でも 物語が素晴らしければ
観る者を感動させられるように…
大きな会社でなくても 真心込めた家づくりなら
住む人の心を豊かにできるはず
改めて「中身で勝負できる仕事」をしなければ!
とタイムスリップしてきた侍に教えられたような気がする
長野市の工務店アトラスホームの松下でした。
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