「スポーツの秋」

アトラスホームの松下です。
趣味と実益（体調維持・健康管理）を兼ねて
かれこれ3年ほど続けているランニングですが
もともと記録更新を目指すぞ！とストイックに
やるつもりはなく、アトラスのメンバーと共に
長野マラソンや小布施見にマラソンで完走しよう！
というユルめの目標を「楽しく」こなしてきました。
それでもそれなりに充実していたのですが、今回たまたま
私のランニングの師匠からお声が掛かり「トレイルラン」
というものに挑戦してきました。ご存じない方のために
念のため簡単に解説しますと「舗装されていない
アップダウンのある山の中をランニングする…」
というものです。
誕生日にスタッフからプレゼントされた
トレイルラン用の靴がようやくデビューします！

途中、落ち葉が湿気で濡れていてとても滑りやすい場所も
ありましたが、この靴のおかげで１回転びそうになっただけ
で済みました。そして、今の時期ですから、もちろん熊対策も…。

行程としては距離で28㎞、高低差で1300ｍと
いうものでした。最高地点はこちらです。

率直な感想としては…本当にしんどかったです（苦笑）。
そして、５時間走りながら考えたことを自分の備忘録
としてまとめておきます。
★「知識」「経験」それに基づく「準備」の重要性
今回は経験豊富な師匠の完璧な計画・そして準備に
まさに「おんぶにだっこ」でした。この方が居なければ
きっと大変なこと（生死にかかわる）になっていました。
（水分補給ミス、進路判断間違い、天候への対応、
通信道具、ケガ、）本当に自然は怖い物だと実感しました。
これは家づくりも一緒で、実際は人生を左右する（ローン破綻）
危険なものですが、やはりその際に大事なのは
知識・経験、それに基づく準備で、しかし初心者には
それは至難の業なので、リードしてくれるパートナーの
存在、その人の資質が問われるということ。お客様にとって
私たちは常にそういう人間でいたいと思いました。
★慣れた負荷では成長はない
そこそこ汗もかいているので、頑張っている「つもり」だった
いつものトレーニングですが、今回、山の中を走ってみて、
舗装された平坦な道がいかにラクに走れるか？がよく分かりました。
いつも自分がいる「環境」を変えてみるのは本当に大事なことですね。
これは私たちの仕事も一緒で、うちの現場は本当に綺麗で…
うちの建物は本当に良い仕様で…と満足してしまった時点で、
もう退化が始まっているということだと思います。
常に「進化」「成長」を追求する会社でいたいと思いました。
★苦労しないと得られないものが有る
今はインターネットが有りますから、情報が足りなくて
困ることは少ないです。むしろ情報が多すぎるので
しっかり選別して良くない情報・間違った情報を
排除するほうが大変です。そして実体験が伴わなくても
「分かったつもり」になってしまうことも怖いです。
家づくりもそうです。やはり実際に自分の体を使って
「体感」することが何より大切です。カタログや
パソコンの画面の中ではどうしたって完結しないのですから…。
最後に私が「しんどさ」と引きかえに手に入れたものは…
こんな景色でした。