バランスを考える!?
こんにちは♪
アトラスホームの伊藤です。
今日は快晴で気持ちのいい青空です。
風もないので、とっても暖かく感じます。
春はすぐそこまで!?来てる予感がしますね♪
住まいづくりを進める中で、私たちが大前提として
お話させて頂いていることのひとつは「耐震性」です。
以前のブログで、アトラスホームでは
1棟1棟「耐力壁」の検討をしており、
耐震等級2相当(建築基準法の1.25倍)を確保できるように
筋違を配置していることはご紹介しました。
今回はさらに、耐力壁をバランスよく配置する尺度としての
「偏心率」についてご紹介したいと思います。
地震か起こった際、その力は建物の「重心」(質量の中心)に
最もかかります。また、建物には最も剛性が強い「剛心」があり、
地震の際は水平方向に変形したり、剛心の周りを回転する動きをして
建物にねじれを生じさせます。
この重心と剛心のずれを「偏心」といい、
そのずれの程度を「偏心率」と呼んでいます。
なんだか説明が長くなってしましましたが、
この偏心率の数値が小さいほど、偏心の度合いが小さくなり
バランスの良い安定した建物となります。
住宅では建築基準法で、偏心率0.3以下であることが規定されており
さらに耐震性を向上させるために、0.15以下とすることが良いとされています。
耐力壁を十分に確保しても、バランス良く配置しなければ
地震時に変形やねじれが発生して、
建物の崩壊をまねく恐れがあるかもしれません。
アトラスホームではこの「偏心率」も1棟1棟検討して
耐力壁の配置を適切に行っておりますので、ご安心くださいね。
何事もバランスが大事!?です。