「断熱材は何が良いですか・・・？」

こんにちは！イーエだよ。

先週末の2日間はアトラスホームの
見学会でした！
マイホームが欲しい!と考えている
たくさんのお客さまが来てくれて
熱心におうちを見ていたよ。うれしいなぁ～
そこで何人ものお客さまから
「アトラスホームでは
どんな断熱材を使っているの？」
という同じ質問が聞こえてきたよ。
だから、たぶん他の皆さんも
知りたいだろうと思ってイーエが
皆さんのかわりに現場監督&アドバイザーの
和雄さんに聞いてみます！

イーエ「和雄さん、アトラスホームの
断熱材はどんなものなの？」
和雄さん「場所によるよ。壁の中は
100㎜の厚みの高性能グラスウール１６Ｋで
天井裏は同じ物だけど厚みが155㎜厚のもの、
このふたつはお布団みたいなものだね。
そして床下は100㎜のポリスチレンフォーム板
これは大きくて厚い発泡スチロールの
板みたいなものだよ。」
イーエ「なんで場所によって違うものにしているの？」
和雄さん「床下はお布団みたいなものだと
地球の重力で垂れちゃうんだよ。
そうするとスキマが出来ちゃうからダメなんだ。
おうちの断熱で一番大事なのは
スキマをつくらないことなんだよ。
それと最近地震が多いけど
そんな時に、実は、おうちは
わざと少し揺れて動くことで
力を逃がしているんだ。
すごく大げさに言うとその時に
四角形の壁がひし形になるんだ。
そんな時に、お布団みたいに柔らかくて
カタチの変わるものだと
壁の動きに合わせて動いても
元のカタチに戻れるんだ。
でも、板みたいなものだと
カタチが決まっているから
押されて縮んだり削れたりしちゃうよね？
そうするとやっぱりスキマが出来ちゃうんだ。
だから壁の中はお布団みたいなもののほうが
向いているんだ。
床の場合は、窓も無いし
水平な一枚の大きな板のように
固めてるから壁ほど変形しないんだけどね。
あとは両方の材料としての「弱点」を
考えてみることが大事だね。
グラスウールは水（湿気）に弱くて
発泡スチロールは火に弱いんだ。
火は上に上がるから床下には使えるけど
万が一のことを考えると壁には使いづらいね。
逆に床下は湿気がこもりやすいから
グラスウールは使いにくいね。」
イーエ「なるほどなぁ。よく分かりました。」
和雄さん「でもね。イーエ、実は夏涼しくて
冬暖かいおうちを建てるためには
どんな断熱材を使うか？と同じくらい
大事なことがあるんだ！でも、今日はだいぶ長く
なっちゃったから、また次の機会に教えるね！」