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葛飾北斎

長野県立美術館で開催中 特別展「葛飾北斎と3つの信濃 -小布施・諏訪・松本 -」に行ってきました。

こんにちは!長野市工務店アトラスホーム代表の松下です。

先日、長野県立美術館で開催された葛飾北斎の特別展に行ってまいりました。この展示は、北斎が信州で活躍した時期に焦点を当てたものです。長野県内の3つの地域、小布施、諏訪、松本と北斎の関わりに着目しつつ、画業を紹介する展覧会となっております。

葛飾北斎

北斎が小布施を訪れたのは、なんと83歳の時。そこでは地元の豪商・高井鴻山の庇護を受け、製作活動を行っていたとのことです。小布施の岩松院本堂には、北斎が88歳の時に手掛けた畳21畳分もの大作の天井画「鳳凰図」があり、今回の展示ではそのデジタル化された『高精細複原図』が展示されていました。デジタル化されていても、その迫力は圧巻でした。

葛飾北斎

また、展示室には小布施町の祭屋台も展示されており、上町祭屋台天井絵や東町祭屋台天井絵が見られました。これらに描かれた龍と鳳凰の姿は、まさに芸術の域に達していると感じました。

葛飾北斎

北斎の作品の中には、江戸の町の賑わいを感じさせるような、細かな人物や町の描写が施されたものも多く、見ていてとても楽しい時間を過ごすことができました。また、80歳を過ぎてもなお、力強い作品を生み出し続けた北斎の姿に、改めて感銘を受けました。

葛飾北斎

この特別展では、葛飾北斎の生涯にわたる多彩な作品群が展示されており、彼の人物像や信州での活動に対する興味が一層深まりました。どの作品も圧倒的な技術と情熱が感じられるものばかりで、訪れた者に強い感動を与えてくれると思います。

もし機会がございましたら、ぜひ長野県立美術館で開催される葛飾北斎の特別展に足を運んでみてください。きっと貴重な体験となり、北斎の世界に魅了されることになると思いますよ!

展覧会概要
信濃毎日新聞創刊150周年記念特別展「葛飾北斎と3つの信濃─小布施・諏訪・松本─」
会期:2023年7月1日(土)~8月27日(日) 前後期で大幅な展示替えあり
[前期 7月1日(土)~30日(日) / 後期 8月3日(木)~27日(日)]
会場:長野県立美術館 展示室1・2・3
住所:長野県長野市箱清水1-4-4
開館時間:9:00~17:00(展示室入場は16:30 まで)
休館日:水曜日
※7月31日(月)から8月2日(水)までは、展示替えにともない休室
観覧料
・当日券
一般 1,600円、中学・高校生 800円、小学生以下 無料
HP https://nagano.art.museum/exhibition/exhibit2023_hokusai

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