ちょっと気になる長野の建物『信州中野銅石版画ミュージアム』をご紹介します！

こんにちは！長野市工務店アトラスホームの宮川です。

中野市の一本木公園は”バラ公園”とも呼ばれ、毎年開催されるイベント「信州なかのバラまつり」は大勢の人が訪れる中野市を代表するイベントですね。皆さんご覧になった方も多いのではないでしょうか。

今回はその一本木公園内ある「信州中野銅石版画ミュージアム」をご紹介します。
こちらは中野市指定有形文化財の”中野小学校の旧校舎”を移築して利用している美術館で、中野市ゆかりの彫刻家・菊池一雄氏の銅石版画などの作品が展示されています。

明治時代の洋風建築様式で建てられた木造の小学校が、存在感抜群で何ともお洒落な感じです。天井も床も腰壁も木の温もりが沢山で、階段や照明器具などのインテリアに至るまで当時の趣を感じさせます。

また、現代の小学校建築の基礎(典型)となる特徴として”引き違い窓”や”片廊下形式”があげられるそうです。今では当たり前の様式ですが、当時は画期的な試みだったんでしょうね。

古き良き建物を大事に保存し、今もなお訪れる人々の憩いの場として身近に感じられるのは、とても素敵だと思います。公園にお散歩の際は、ぜひ足を運んでみて下さいね。

住所：〒383-0012　長野県中野市大字一本木479番地5（一本木公園内）
電話番号：0269-23-4780
開館時間：9:00～17:00(3月から11月)／9:30～16:00(12月から2月)
休館日：火曜日(祝日除く)、12/29～1/3
入館料：無料(常設展観覧料)
※作品展示等で施設を使用する場合は展示室使用料がかかります
駐車場：有(60台)
https://www.city.nakano.nagano.jp/docs/2014021200033/