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桜の季節の信州で 不動産購入を通して感じたこと

不動産情報を眺めていると
ときどき見かける「告知事項あり」という表記

初めての方はちょっと「ドキッ」とするかも…

この言葉は、物件について、
買い手や借り手が判断するうえで
事前に知っておくべき少し特殊な事情があるという意味

たとえば 建物内で過去に人が亡くなっていたり
近くに嫌悪施設があったり
宅地建物取引業法で、そうしたことは
「必ず説明しなければならない」と定められています。

ただ よく考えてみると・・・
むか~しから人が住み継いできた旧市街地などなら
全く何も無かったことのほうが珍しいかもしれません。

たとえば長野市には実際に
「合戦場」という地名もありますが
きっと多くの方が昔に命を落としていますよね。

歴史を遡れば どこであっても
誰かが暮らしそして旅立っていったはずです。

では どこまでを気にすべきで
どこからを受け入れていくべきなのか?
それは「物件」ではなくきっと「人」の感じ方によるのでしょう。

最近 土地を探していた
私のお客様が古家付きの土地を購入されました。

売主さんが建物を解体し
更地にしてからの引き渡すという
いわゆる「更地渡し」の条件

ただし そのお客様は
敷地の片隅にあった一本の桜の木だけは
「残してほしい」とおっしゃったのです。

家は壊しても そこにあった樹は未来に受け継ぐ
歴史や地域とのつながりを大切にしょうとされる
素敵な姿勢だと感じました。

どんな物語を新たに描いていくか?は
ご家族のお気持ちしだいということでしょうね。

こんな素敵なご家族の住まいづくりのサポートができること
ありがたいと思う長野市の工務店アトラスホームの松下でした。

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