信州の厳しい冬にはやはりユニクロのヒートテックがベストなの?
朝晩かなり冷え込むようになりました。
信州の厳しい冬に助かる「あったか下着」といえば
やはりユニクロのヒートテック!お値打ちで有難く
私もかなりお世話になっています。
長野市の工務店アトラスホームの松下です。
が、この優秀な「ヒートテック」にも向かない状況があります。
寒い時期なのに汗を掻く…たとえば…登山、ランニング、
ロングウォーキングなどです。
動いている時は良いのですが、休憩時などに
汗が蒸発せず「汗冷え」を起こし逆に体温を奪うからです。
私もたまの電車通勤の際 実際に体感しています。
それなりの距離を歩くのですが、駅まで歩き
少し汗ばんだ後、電車を待っていたり
電車に乗っていたりする時間 まさにそうなります。
登山をする方々は「何を今さら…」とお思いでしょう スミマセン!
(冬場の山での「汗冷え」は命の危機にも関わりますから常識です)
そういう方々には 例えばモンベルの「ジオライン」など
速乾性の高い そういう活動に より適した商品がありますが、
モチロンそれなりにお値段も高く 下着を全部「ジオライン」
にしていたらお金が掛かり過ぎてしまいます。
たとえば私も自動車通勤の時なら冬場に発汗することなどなく
「ヒートテック」で大満足な訳で、やはりケースバイケースで
状況に応じた使い分け(買い分け)が大事になります。
これは 住まいづくりでも同じようなことが言えて
断熱や気密、換気などの仕様 その他の設備の選択は
「立地」「間取り」「ご家族構成」「ご家族の暮らし方」
そして「安全に拠出できる資金」など前提条件によって
本来は変わるはずなのですが
実態はどうか?と言えば…
住宅会社側が 売りたい家 売りやすい家 を
施主様側が 買うべき家 として 印象操作され
合うか?否か?をすっ飛ばして無理矢理に
選ばされている傾向が強いように感じます。
施主様自身が勉強し 複数の分野の専門知識を身に付け
さらに 自らの家族やその暮らしのことを俯瞰して
より適した性能 仕様 設備 を 選択するというのは
なかなか難しいことだと思いますが
それでも 「商品ありき」の住宅会社の「売り子」さんに
それを期待するよりは、まだ現実的な気がします。
ちょっと残念な話ですが これが住宅業界の実情です。
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