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住宅ローンの金利は上がるのか?下がるのか?どう考えますか・・・?
FP(ファイナンシャルプランナー)の端くれとして
改めて知識を再点検しておきたいと思い
先日『金利を考える』という書籍を購入し読みました。
正直な感想は「とっつきにくい」本でした。
ですが だからこそ価値があると感じました。
たしかにYoutubeやインスタは無料ですし
短い時間で情報収集が出来ますが デタラメな
「なんちゃって情報」もかなり混ざっていますし
関連動画などのおすすめシステムによって
どんどん「ある特定の方向性」の情報に偏りがちですからね。
実際に マイホームを購入する際
多くの方は「住宅ローン」を利用されます。
しかしその「本質」を理解している人は意外と少ないです。
そして これは一見プロっぽく振舞っている
住宅会社の営業マンも一緒です。
お客様に何千万という借金(あえてこう言います)を
して頂くにもかかわらず お金のことを
体系的にしっかりと学んでいる人はあまり居ません。
その結果、多くの施主様が長期的な「戦略」を冷静に立てることが出来ず
今の金利などの目先の「条件」に振り回されがちです。
書籍にはアメリカのサブプライムローン破綻が起きた構図が
詳しく書かれていましたが、簡単に言い切ってしまえば
まさに「情報弱者が目先の”お得感”に惑わされた結果」です。
そもそも世の中に”うまい話”なんて、ありません。
お客様が住宅ローンを検討する際 どんなリスクが
どの程度あり それに備える安心の仕組みをどう準備するか?
この難しいことを「小難しく言う」のではなく
「わかりやすく伝える」力こそ 私たちFPの使命だと
改めて知らせてくれました。
長野市の工務店アトラスホームの代表 松下でした。
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