長野市
菅沼様
眺め、陽当たり、風通し2階の暮らしは全てが快適!
- 2階屋の階上にリビング
菅沼様のお宅はバリアフリー仕様。土地の傾斜を利用して、玄関までのスロープを付けた。フェンスの脇の道は隣家の私道であるため、通りへの出入りの際の視認性に配慮したフェンスを選んでいる。
足元まである大きな窓から光が降り注ぐリビング。窓は道に面していてべランダなどの目隠しもないが、下半分が曇りガラスのため、窓際に立たなければ人影はほとんど映らないという。正面のくぼみはお仏壇を置くスペース。「いかにも“お仏壇”という感じじゃないのがいいですね」とご主人。
車いすが余裕で通れる間口およそ2mの玄関ホール。外側に向けてピクチャーレールを取り付け、趣味で集めた絵画で来客を華やかに迎える。
現在ゲストルームとして使用している10畳の洋間は、介護が必要になったときの生活拠点とするためにトイレと洗面所を備えており、さらに必要に応じて簡易キッチンを置くことを考えている。「内装は、真っ白だと病院みたいなので、明るく楽しい雰囲気の色にしました」(奥様)。
キッチンは、ニオイが室内に回るのを防ぐために半オープン型を選んだ。また、ベランダに通じるドア( 写真中央)を開けることでキッチンの蒸気を逃すことができる。
老後を考えた段差のゆるやかな階段。アトラスホームでは標準でも蹴上の高さを低めに設定しているが、それよりもさらに段数を2段増やして1段分の高さを抑えた。