施工事例

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松本市
山本様

松本市Y様邸

猫と音楽と愛する我が子すべてを大切にした幸せの家

要望が多ければ多いほど資金計画には堅実さが必要

山本様邸はいわば〝猫ちゃん天国〟。3匹の飼い猫は、猫用の小さな扉をくぐり抜け、キャットウォークに登り、家のどこへでも行き来自由。猫専用の展望窓や日だまりの猫部屋でまったりするだけでなく、人間用のソファまで占領して悠々と過ごしています。その姿たるや、この家の主。工夫を凝らしたご夫妻も愛猫家冥利に尽きるご様子です。

そんな猫愛にあふれる山本様邸ですが、さらに目を引くのは、本業のかたわらでバンド活動に勤しむご主人の音楽スタジオです。専用の建材を使い、音響にこだわったスタジオでは本格的なレコーディングも可能。ご主人は来年のバンド結成10周年に向けてアルバムを作りたいと意気込んでいます。スタジオの一角には奥様の愛蔵書も並ぶ書棚があり、思い思いに読書したり、ときにみんなでカラオケをしたりと、家族の娯楽の場にもなっています。

家づくりをお願いしたアトラスホームは、安全な資金計画が評判の長野市の会社です。社長の松下さんにバンド経験があり、ご主人の仲間の紹介で縁ができました。
音楽好き同士で話が合うという面もありますが、松下社長の著書にあった〝家は主役ではなく舞台〟という言葉に共感して家づくりを託しました。「家は大事だけれどすべてではない、と。やはり返済に精一杯な生活はしたくありません。アトラスさんは設計の段階でしっかりとした見積もりを出し、その通りに完成させてくれました」。

LDKの隅にある4畳ほどの小上がりは子育てのために用意しました。せっかくの大きな空間を分断しないように仕切り壁の面積を抑えつつ、その小さな壁に小窓を切って、リビング入口からお子様の様子が覗けるようにしてあります。設計当時、まだ2人暮らしだったご夫妻が我が子を思い描いて考えた工夫です。うれしいことに計画中にご懐妊し、完成直後にご長女が誕生、渾身の小上がりは新生活スタートと同時にフル活用されることとなりました。そのご長女も1歳になり、小上がりにいつも置いてあるギターに興味を持ち始めたと言います。「子ども用の小さいギターです。音楽を好きになってくれたらいいなと思って」とご主人。家族3人、猫3匹の暮らしは幸せいっぱいです。



「松下社長の家づくりの本が面白くて2日くらいで一気に読んでしまいました。アトラスホームの理念などが書かれているのですが、自分の家が完成してみて本当に本の通りに仕事をしてくださることがわかりました」(ご主人)。

LDKは一体感を大切にして仕切り壁をなるべく少なくしているが、各エリアの向きや距離に工夫があり、感覚的に用途の仕切りができている。キッチンのカラーは黒だが、LDKに行き止まり感が出ないように、一番奥の吊り戸棚のみ白に変更した。