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火災保険が安くなる家

2020/09/26

家の性能によって「火災保険料」が
安くなる場合が有ると聞きました。どういうことですか?
また自宅をそうするには具体的にどうすれば良いですか?

タバコを吸わない人が生命保険料が安くなったり
ゴールド免許だと自動車保険が安くなったり というのと一緒です。

リスクが低ければ保険料が下がる

リスクが高ければ保険料が上がる

というシンプルな理屈です。

火災に対してあらかじめ対策が施された火災に強い家の場合は
火災保険料が安くなるということです。

ちなみに同様に地震に強い家の場合は「地震保険料」が安くなります。

たとえば「耐震等級3」の家だと地震保険料は
一般的な家の半額程度に抑えられます。

では火災に強い家というのをどうやって判別するかということですが

その家が「建築基準法」でいうところの
「耐火構造」や「準耐火構造」もしくは「省令準耐火構造」
これらに該当するか?によります。

一般的な木造住宅の場合はこの中の「省令準耐火構造」を
目指すことになりますが、そう認められるためには
「住宅金融支援機構」が定める「省令準耐火構造」
の仕様で建設される必要があります。

隣の家などからの「もらい火」を防ぐため
屋根や外壁、軒裏を耐火性の高い素材で仕上げること

そして、万が一自宅室内から出火した場合に、
別の部屋へ燃え広がるのを防ぐため

室内の天井や壁が、通常の火災の際の加熱に
一定時間耐えられる性能であること

こういうことが求められます。

こうすることで「柱」や「梁」という
構造部分に火が燃え広がっていくまでに時間を稼げること

それによって避難や初期消火がしやすくなるということです。

では、省令準耐火仕様の場合 一般的な木造住宅と比べて
どのくらい火災保険料が安くなるかというと
もちろん保険の内容にもよりますがおよそ半額程度です。

家が存在し、そこに住まい続ける限り
火災保険には入り続ける必要があります。

何十年間もずっと半額だと考えると「省令準耐火仕様」を
選ばないのはもったいない…そう思う方も多いでしょうが
注意も必要です。

先ほどお話したように「省令準耐火仕様」にするには
さまざまな基準を満たす必要がありますが

例えば内壁の素材などが定められていることで
一般的な住宅と比べるとデザインの自由度が落ちてしまいます。
希望のデザインが実現できなくなってしまう可能性も有ります。

そして基準を満たすための特別な工事が追加で必要になる
ということは、当然それに伴う費用も余計に掛かります。

省令準耐火構造の基準を満たすために必要となる追加工事の費用が
火災保険料が安くなる分よりも割高となってしまえば
経済的なメリットはありません。

もちろん損得勘定だけではなく「より火災に強い家に住める」
と考えれば悪いことではないのですが

ただ「おトクらしいから省令準耐火仕様の家にしよう!」
という方はお気をつけください。

万が一の際に、皆様の大切な生活を守るための
火災保険や地震保険です。

より安心できる内容を、よりお値打ちに手に入れる為に
住宅会社におまかせではなく家の工法だったり間取りだったり
デザインと同じくらい しっかり検討してみても損は無いと思います。

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