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家の「寿命」ってどのくらい?

2020/08/01

最近の家の「寿命」ってどのくらいですか?

家に限りませんが、物の「寿命」の判断ってなかなか難しいです。

例えばシャツはボタンが取れてしまったら…
寿命でしょうか?

それはボタンだけまた付ければ良い
と思う方が多いように思います。

ボタンが取れてしまったから
このシャツは寿命という方は少ないでしょう。

では襟や袖が擦り切れてきたらどうでしょうか?

多くの方がそうなると「このシャツもう寿命かな」
と思うのではないかと思います。

ただ、なかにはとても思い入れの強い物だったりすると
その部分を直して修理をして着ることも出来る訳で
実際にそうしている方もいらっしゃいます。

逆に言えば、ボタンは取れていないどころか
襟も袖もなんともないけれどももう着ない、
捨ててしまうという方もいらっしゃいます。

もう好きじゃなくなってしまったから…とか

時代遅れな感じがする…とか

体系が合わなくなったから…

というような理由ですね。

洋服のほうが身近で分かりやすいと
思ったので例えとして挙げましたが

要はその持ち主さんの考え方とか
経済状況によるところが大きいと思います。

で、ご質問者様が今回仰っている
家の「寿命」ということですが

この場合の寿命というのは
先述の「シャツの例」でいうところの
ボタンが取れてしまった状態ではないと思います。

家で言うと、照明器具とか、ボイラーとか
キッチンとか、トイレとか、そういうものを
直したり、交換したり…という時期を以て
寿命とは言わないと思います。

きっと「シャツの例」でいうところの
襟とか袖が擦り切れてきてしまった状態

つまり多くの平均的な方が
「もう処分しよう」と

家で言えば「建て替えよう」
と判断する時期という意味だと思います。

もし、そうだとすると、家の寿命というのは
最初に真っ当に建てて「適正なメンテンナス」
を続けていけばおよそ60年位というが
ひとつの目安なのかな…と思います。

すると…ご夫婦が30歳くらいの時に
家づくりを行なったとすると
ちょうどご夫婦も、家も同じころに
寿命を迎えるということになるのだと思います。

ただ、家の場合、そういう「物体としての寿命」
よりも先に「間取り」が寿命を迎えることが多いです。

「シャツの例」で言うところの
好みや流行りや体系が変わってしまって
合わなくなったから…という感覚に近いです。

年齢を重ねて2階へのアクセスが
億劫になってしまったので平屋暮らしがしたいとか

生活スタイルが変わったから
二間続きの和室を広い洋間の
フローリングのリビングに変えたいとか

こういうタイミングでちょうど
お子さんご家族と2世帯住宅を建てて
一緒に住もう!というような話も有ります。

これまで日本の住宅が平均30年弱で
建て替えられてきている

そこにはこういう背景があるのだと思います。

「まだしっかりしているけど・・・」

「少し勿体無い気もするけど・・・」

「住もうと思えば住めなくもないけど・・・」

使いづらいから、暮らしづらいから
思い切って建て替えよう!という感じです。

なので「家を長持ちさせたい」とか
「寿命の長い家を建てたい」とお考えであれば

しっかりした構造うんぬんというのも
もちろん大事ですが

それとともに

時間の経過とともに必ず訪れる
家族構成の変化 や ご自身の体の変化
を視野に入れた設計をあらかじめしておくことが
大事だと思います。

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