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バルコニーについてもう一度考えてみる

2020/03/07

バルコニーってほとんどの家についているようですが
要りますか?あまり使わないのでは?と思ってしまうのですが…

はい、バルコニーですね。たしかに仰る通りで

2階建ての家であれば
ほとんどの家に付いていますね。

アトラスホームでも2階建ての住まいで
バルコニーを付けなかったお宅は
過去に数えるほどしかございません。

まずは、そもそもバルコニーって何に使うんだろう?

ということについてあらためて考えてみましょう。
ほとんどの方が二つ
1、 洗濯物を干す
のと
2、 お布団を干す
このためにほしいと仰います。

都会の家ですと、さらに
3、 として、椅子やテーブル、それから鉢植えなどを置いて
庭代わりの空間とするということが付け加えられるかと思います。

信州の場合、一般的にそのくらいのスペースは敷地内に
取れるはずですので先の2つが主な目的となるでしょう。

で、1つめの洗濯物の干し場については
そもそも濡れた洗濯物というのは相当な重量になることから
毎日2階までこれを持って上がるのは大変だ!と言って
1階に物干しスペースを作る設計が増えているくらいです。

2つめの布団の干し場については感覚的な面からでなく
実際の衛生的な面から言えば電気乾燥機のほうが有効です。
天日干しではダニは駆除できないと言われているからです。

また春先には花粉だらけの外気の中でお布団を干すのは
アレルギーをお持ちの方が多い昨今、どうなんだろう?とも考えます。

そのように考えていくと…ご質問者さまの
仰る通り「バルコニー」の存在価値をあらためて
考え直してみるのも良いのかもしれません。

大体のお宅に有るから…というだけで何も考えずに、
惰性でバルコニーを計画されている方は特にです。

ちなみに今の住宅のバルコニーは耐候性、耐摩耗性に
優れているのでFRP防水という方法が多く採用されています。

しかし長い年月、屋外で紫外線にさらされていれば
徐々に劣化してヒビが入ってきます。それを放置すると
最悪「雨漏れ」のリスクも出てきます。

これは、もちろん「設計」にもよります。

バルコニーの下に部屋を作らないことで、万が一バルコニーから
雨漏れがあっても被害が少ないようにしておくとか

バルコニー自体に屋根を掛けることで防水層に紫外線が
当たりにくくし、劣化を遅くするようにするとか
そんな対策も考えられます。

しかし、いずれにしてもバルコニーというものは
定期的なメンテナンスが絶対に欠かせない部位で
あることを、これから住まいづくりを計画される
皆様には知っておいて頂きたいです。

具体的には、FRP防水の一番表面にあたる
トップコートのひび割れは10年前後で発生します。

そして、その補修の費用は決して安くありません。
もちろん大きさにもよりますが100,000円くらいは
掛かることも多くなります。

先に挙げたような使用目的と使用頻度の割には
大きなメンテナンス費用が必要となる部位です。

自由設計の家づくりであれば
もちろんバルコニーの無い家づくりも可能です。

これからご計画の方はあらためてバルコニーの
「費用対効果」をじっくり検討してみてください。

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