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「太陽光発電」の導入ってもう遅いですか???

2020/07/18

 

太陽光発電システムは供給がかなり増え
電力会社による買取価格も以前より
かなり下がっていると聞きました。
これから設置するのは遅いのでしょうか?

また、もし、これから検討するとして
気を付けることはありますか?

 

太陽光発電システムについてですね。

たしかに仰る通り一時期と比べると
買取価格はかなり下がってしまっています。

さらに導入した際の補助金も減ってしまっています。

しかし、同時に、システムの購入するコスト
これも太陽光発電が一般的になった恩恵ですが
だいぶ下がっていますので

将来に必要になるメンテナンス費用を計算したとしても
設置するメリットはまだ十分にあると思います。

ただ「考え方」は変わってきています。

まだ買取価格が高かった頃は、
発電した電気をいかに自宅で使わずに
たくさん売るか?が大事でした。

出来るだけたくさん電気を作り

それを出来るだけ使わずにたくさん売り

自分の家で使う電気は深夜の安い電気を買って
生活することで「いかに利益を出すか?」
という考え方でした。

住宅ローンの金利を上回る利回りも見込めたので
たくさんローンを借りてでもとにかく大きなシステムを
屋根の上に載せました。

こういった以前からの「稼ぐ」「儲かる」という
イメージをお持ちのまま、いま太陽光発電を採用すると
「こんなはずじゃ…」となりかねません。

今の「捉え方」はこうです。

年々値上がりする、高くなる電気を
出来るだけ電力会社から買わない為に
「生活費節約の為」に「家計防衛の為」に
採用する!という感じです。

そうなると昔とは逆で、発電した電気を
いかに自分の家で使うか?が大事になります。

「自家消費率」と言いますが、
これを上げることが大事になります。

作った電気を貯めることが出来れば
こんな苦労は無いのですが、それに必要な
「家庭用蓄電池」は、まだかなり高額で
あまり現実的ではありません。

むしろ意外なところですが「電気自動車」の電池が
容量の割に価格が安く、実際にお車を蓄電池代わりに
活用されている方もいらっしゃいます。

それから自然災害や、それによる停電への備え
として、つまり大きな「防災グッズ」として
採用するという方も増えています。

そして…この長野の素晴らしい自然を
お子さんたちに出来るだけ汚さないで
受け継がせたい…だから環境負荷を少しでも
お抑えたいという子育て世代のご家族も多いです。

そして太陽光発電システムを
実際に採用する際に気を付けるべきことですが

いくつかありますが…まずは何より
屋根の上に搭載しますので雨漏りのリスクがある
ということです。当たり前のことですが、とにかく
正しく 丁寧で 慎重な 施工が求められます。

屋根そのものの構造や防水の仕組みについて
知識をしっかり持った、家を建てている
住宅会社や工務店に任せるべきだと考えます。

逆に工務店を経営している立場から言わせて頂くと
自分たちが建てさせて頂いたお客様のお宅において
よく分からない訪問販売の会社などが
屋根に太陽光発電システムを後から屋根に乗せてしまったとして

万が一その後に雨漏りが発生したとしても残念ですが、
保証では対応することが出来なくなってしまいます。

それから、これは何も太陽光発電システムに
限ったことではありませんが、長い年月の中では
必ずメンテナンスが必要になるということです。

具体的に言うとパネルそのものについては
あまり必要ないと思いますが

精密機器であるパワーコンディショナー
については修理や交換などの費用も
あらかじめ想定しておくべきでしょう。

最後になりますが、性能が悪い家に
立派な高価な機械だけを載せてもバランスが悪いです。

力技で電気をつくろうとするよりも
主に冷暖房費になると思いますが
電気代があまり掛からなくて済むような

基本性能の高い家をしっかり建てることが
まずは優先されるべきかと思います。

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