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「一級建築士」と「二級建築士」は何が違う?

2020/05/02

「設計はできれば一級建築士の方に
お願いしたほうが良いのでしょうか?
具体的に一級建築士と二級建築士とでは
何が違うのですか?」

建築士には1級建築士、2級建築士、
そして一般的にはあまり知られていませんが
木造建築士の3種類が有ります。

で、本題の「1級と2級の違い」ですが

まずは「扱える建物の規模の違い」ですね。

木造か?鉄筋コンクリート造か?など
その建物の構造によっても異なりますが

2級建築士にはそれぞれ扱える建物の
”大きさ”に制限があります。

1級建築士にはその制限がありません。

次に「特殊建築物」というものは
1級建築士でないと扱えません。

「特殊建築物」とは何かというと

簡単に言うと
「不特定多数の人が利用する建物」
具体的には商業ビルとかマンションも
それに当たります。

以上の事から、実は
「一般的な規模の戸建住宅の設計」であれば
1級でも2級でも特に違いはありません。

「1級」「2級」という表現から
かつての日本酒の1級酒と2級酒のように

直感的に、1級のほうがより上質という
イメージがあるかもしれませんが、

扱う建物の種類や規模に
制限があるか?ないか?の違いだけなので

一般的な戸建て住宅なら
どちらでも扱えると思ってください。

もっといえば「1級」だろうが「2級」だろうが
建築士というのは、学科と実技の試験に合格し
取得する「資格」(ライセンス)にすぎません。

もちろん一級のほうがその試験範囲が広く

合格するための勉強時間もより長く必要で
「難易度」が高いのは事実で

その合格のために努力をしたということに
ついては評価されるべきだと思います。

で、これ、実は、自動車の運転免許によく似ています。

普通免許しか持っていない人は
もちろん「大型車」は運転できません。

しかし、だからと言って、その逆に
大型免許を持った人が
必ずしも普通車の運転が上手か?
安全か?というとそうとは限りませんよね。

そしてもっと大事なのは
ペーパードライバーもかなり居るということです。
免許を持っている人が
必ずしも運転が上手い訳ではない。

これはまさに建築士も一緒なんです。

建築業界の中には実際の実務経験が
豊富とは言えない「ペーパー建築士」も
多いので気を付けてください。

また、蛇足になるかもしれませんが
きっと実際に家づくりを経験されると
よく分かることですが

いい「家づくり」をするには施主様と建築士との
「相性」がかなり大事です。

自由設計でマイホームを造ろうとすれば
質も量もかなりの打合わせが必要です。

そんな時に、お話がしにくかったり、
センスが合わなかったりする方との

打合わせはストレスなだけでなく
家づくりの進行にも支障が出かねません。

担当する建築士の資格・ライセンス・
肩書も大事かもしれませんが

そればかりを気にしすぎると
他の大事なことが見えなくなって
しまうかもしれません。気を付けてください。

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